音楽室のある 家族の理想が詰まった住まい
【※11月9日(土)10日(日)はフリー開放日♪ご予約なしでもご来場いただけます。】
コラムの物語から生まれたバーチャルリアリティ モデルハウスです。
クリエイティブな心を開放し、魅力的な空間をご体感ください。
9月も暑い日が続いて 今年は夏が終わらないかと思ったんですが やはり10月になると季節の変わりを感じますね 日本のプロ野球もクライマックスシリーズへ 大リーグもポストシーズンが盛り上がっていて いよいよ終盤戦といったところですが おはよう野球、アイビックBCの報告です♪ 決勝リーグへ初進出を果たしたアイビックBC 決勝リーグは舞鶴球場での開催となります 先発オーダーを伝えます 強い日差しの中、試合が始まります この日も先発ピッチャーのマサイケくんが粘り ピンチを切り抜けると オオタ代表が 好機に快音を響かせタイムリーヒット チームを勢いづけます この日は舞鶴球場開催ということもあり 多くの関係者が応援に来てくれてましたが 盛り上がります♪ このあとも得点を重ねたアイビックBC 投げてもマサイケくんが粘って完封 最後はキャッチャーフライでゲームセットとなりました 3チーム総当たりでの決勝リーグ初戦に完勝したアイビックBC ここで決勝戦への進出は確定となりました! この後に行われた決勝リーグ2戦目では 決勝戦を見越してマサイケくんを下げて 他の投手を試したところ 打ち込まれてしまい、今大会初の敗戦を喫し 決勝リーグ2位通過での決勝戦進出となりました もちろん初の経験となる決勝戦 舞台は、大分の野球の聖地「別大興産スタジアム」 その決勝戦の様子は次回のブログにてご報告させていただきます
こんにちは、設計の足立です。 今回のブログでは薪ストーブの火入れ時に必要な焚き付け材を紹介致します 薪ストーブの火入れ時に薪だけではなかなか燃えないので、まず薪の上の焚き付け材を燃やして 薪に火を移していくイメージです なので必ず焚き付け材は必要になり、薪ストーブのシーズンでかなりの焚き付け材を使います 我が家ではシーズン前に現場で出た木材(杉材)の切れ端を大工さんに頂いてそれを焚き付け材にしています 木材を斧とかなづちを使って細く割っていきます(永遠と・・・) 休憩を挟みながら1日作業です・・・ 焚き付け材は必要なので毎年この作業をしなければいけませんので、 薪ストーブライフは手間と時間がかかりますが、準備した分だけ薪ストーブの暖かさがより気持ちがいいです 今年も6年目のシーズンが始まります∈^0^∋ 薪ストーブに興味がある方はぜひアイビックホームにご相談下さい。
家づくりマニア 安部のつぶやきコラム 「快適さと健康に必要不可欠なのに! めちゃ重要な家の設備とは」 突然ですが! この中で「これがないと家が建たない」モノはどれだと思いますか? お風呂 トイレ キッチン 給湯器 エアコン 24時間換気 水道 太陽光発電システム せーかいは ⑥の24時間換気 なのです。 えーっ!? 24時間換気って つまり・・ 「換気扇」!? 無くても全然問題なくない? って思いませんか?(・・・私は思ってました・) 実は、「換気」って、ちょーーー重要なんです!! 健康で快適にずっと楽しく暮らすために、「換気」がなぜ重要なのか? 健康オタクの私が、今まさに吸っている その空気の質についてお話しします! 住宅を建てる際、所定の審査機関に 「こんな家を建てますよー」という申請を出して許可を取らないといけないのですが、 その際、必要になるのが⑥番の24時間換気なのです。 (※建築確認申請といい、建物の建築や一定以上の増改築をする場合、建築基準法や自治体の条例などに沿った建物なのか審査を受ける必要があります。) あっ そもそも24時間換気って 聞いた事ありますでしょうか? ざっくり簡単に言いますと、 1時間毎に0.5回、つまり 2時間毎まるっと空気を1回入れ替えることができる換気扇の設置が必要になる というものです。 そうなのです! 家の空気は常に換気し続けなければならない事が決まっているんです。しかも法律で!! これは裏を返せば、法律で決めなければならないほどの 重要な事があったという事です。 「シックハウス症候群」 90年代後半。あの頃社会問題になったこの症状をご存知でしょうか? 建材や家具に使われている化学物質等を人が吸うことにより、体に様々な 悪影響が出るようになってしまっていたのです。 この問題がかなり深刻化し、平成15年に「24時間換気設備の設置」が義務付けられました。 実はアイビックの「素足の住まい」はそんな問題を材料からも解決すべく、自然素材を使った家づくりとして生まれたという経緯を持ちます。 しかし、いかに自然素材を使おうと家具から出ている揮発性の物質や、ダニアレルゲン、ハウスダストやカビ、細菌などは換気をする事でしか解決できないわけです・・ 換気ってちょー重要でしょう? 実はシックハウスの問題が大きくなって使用できる建材にも規制がかかりました。 主要な原因であると考えられる化学物質ホルムアルデヒドの揮発がより少ないものを使用することが義務付けられたのです。 それなら、換気の重要性も低くなったのか? これがそうではないのです。 換気の重要性は、お子さんの勉強や仕事の効率も左右するのです。 今も無意識に吐いている、二酸化炭素の濃度。これが重要なのです。 二酸化炭素の濃度について意識した事ありますでしょうか? ぶっちゃけ私、 全くありませんでした! 汗 ちゃんと換気されていない寝室の二酸化炭素濃度が、しばしば4000ppmを超えていると言われておるのですが、 (あっ、ppmというのは、濃度を表す単位です。) では、室内の二酸化炭素濃度が、どれだけ人体に悪影響を及ぼすか・・ 下の表の、色のついた部分にご注目ください。 空気中の二酸化炭素濃度 有害ガスが人体に作用する時間 250-350ppm 大気中における通常濃度 250-1000ppm 換気が十分実施されている屋内の通常数値 2000-5000ppm 換気の悪い部屋 頭痛、眠気、倦怠感、注意力散漫、心拍数の増加、吐き気の発生 5,000ppm以上 作業場所としての限界値(8時間-TWA) >40,000ppm以上 酸素障害誘発、脳へのダメージによる昏睡、最悪死に至る かなりショッキングな内容で、怖くないですか? 表の部分でいうと 人によっては吐き気が発生するレベルですよ・・ そもそも室内の二酸化炭素濃度が1000ppm以上になると 思考力、集中力が減少すると言われております。 勉強にも仕事にも 身が入らない問題ですよね。 でも、こんなに危険なら、それこそ決まりがあるんじゃないの? って思いませんか? 実は・・あるんです!! 住宅ではないのですが、実は床面積が3000㎡を超える事務所などは、換気について一酸化炭素濃度や二酸化炭素濃度の規定が しっかりとあります。 それは空気環境測定を義務付けされている、とても厳しいものです。 目的の用途により規定数値は変わりますが やはり、本来は気をつけるべき数値という事です。 換気ってちょー重要でしょう?(2回目) でも、不思議に思いませんでした? なぜ住宅の換気設備の設置義務には、この一酸化炭素濃度や二酸化炭素濃度に対する決まりはないのか? あるのは、あくまで1時間毎に0.5回の換気能力がある「換気機器の設置義務」だけなのです。 (理由は諸説あるようなのですが・・) さて ここで気になってきますよね。果たしてそれで 「ちゃんと換気できているのか問題」です。 「換気機器の設置義務」は、法的な検査で確認されますが、 それで実際に計画通り換気ができているか? までは調べません。 コラム「気密」の回でご説明した様に、気密の悪い住宅では、うまく換気が出来ていない部屋が存在する可能性があります。 換気回数の計算が義務化されていても、実際はその家の気密の数値を考慮して設計しなければ、ちゃんとした計画にはなりません。 ただ、だからと言って気密の数値表示を義務化する事は、高額な機械で一邸毎に検査をする必要があります。 これは、すでに義務化された断熱性能の表示よりはるかにハードルが高い事なので、仕方がない事なのかもしれません・・ また、換気機器は設置しているものの、ちゃんと機能してない可能性もあります。 冬の寒い時期、どこからか冷たい空気が・・ と給気口を見つけて蓋を閉めたり って経験はないでしょうか? 換気設備への関心の無さも問題でして、 「給気口や換気扇のお手入れを最後にしたのは、いつだっけ?」 って方も結構いるのではないかと思います。 人は絶えず二酸化炭素を吐き続けているわけなので やはり、二酸化炭素濃度を下げるための換気って超重要なんですね! みなさん、寒い季節にあっても、換気扇は極力止めないようにしましょうね。 さてさて、 私は家を建てていただく時のアドバイスとして、 気密を良くした上で、1種換気設備の導入をおすすめしています。 1種換気設備? はてはて? って方も多いですよね。 住宅の換気方法には1種から4種まであります。(一般的には3種まで) 豆知識 「換気方式の種類」住宅の換気方式には大きく4種類あります 1種換気・・機械で給気 機械で排気 メリット:確実な換気が自動でできる デメリット:初期コストが高い 2種換気・・機械で給気 自然排気 メリット:屋内の圧力が高くなるので機械給気以外のところから空気が入りにくい (手術室など汚染空気が他室から入らないようにできる) デメリット:壁内部で結露が起こりやすい。 3種換気・・自然給気 機械で排気 メリット:コストが低く、メンテもし易い デメリット:外気の暑い空気や寒い空気を直接取り込んでしまう 4種換気・・自然給気 自然排気 メリット:電気代がかからない デメリット:屋内と屋外で温度差が少ないと給気、排気とも行われにくい 日本のほとんどの住宅は3種換気を採用しております。 一番の理由としてはやはり初期コストが抑えられるからです。 そんな中、なぜ1種換気をおすすめしているのか それは空気の質にこだわって快適で健康な暮らしをご提供したいから です。 一日で家の空気を吸う量は、なんと18Kgほどにもなると言われてます。 もう一度いいます。 18Kgです 500mlのペットボトルに換算すると3万本にあたります。 体の中に摂り入れるもの、食べ物に気をつけている人は沢山いると思います。 しかし、それよりはるかに多く体に摂り入れている空気に気を使っている方は どのくらいいるでしょうか・・ アイビックでおすすめしている1種換気は、外部から取り入れる空気を、高性能フィルターを通して、 花粉やPM2.5などを取り除いて綺麗な状態して屋内に取り入れます。 更に全熱交換システムがついてますので、室内の温めたり、冷やしたりした空気の熱と 湿度を再利用しつつ換気をしっかり行えます。 しっかりとした換気が出来ているという事は、 ちゃんと空気が入れ替わっているという事です。 前日 夜の料理の匂いが朝になっても残ってる なんて経験はないでしょうか? これはつまり、ちゃんと空気が入れ替わってない という事にもなります・・ 室内の布等に匂いがついている という可能性もありますが、 空気がしっかり入れ替わっていれば布等に残った匂いも薄れていきます。 朝起きて空気が新鮮だと その日一日の活力が生まれますよね! 空気がおいしいって、言葉では表現しきれないほど贅沢ですよね! そういう事の積み重ねって、数値化は出来ないんですが、 暮らしを豊かにする基本になると思うんです。 換気ってちょーー重要でしょう? (3回目) 健康で快適に! 人生の豊かさって、人それぞれですが、楽しく好きなことができて、当たり前のことを喜べることだと思うんですが、 それを支えているのが、健康でストレスのない身体です。 空気って目に見えないものだからこそ、もっとこだわって欲しいです。 今回は、疎かにされがちな設備なんですが、本当は凄く重要なものだという事をお伝えしたくて、 換気についての話を書かせていただきました。 目で見て分かりやすい所を豪華にすることも、 満足度を上げるうえで もちろん大切です。 しかし、この換気の話のように、かなりマニアックだけど 実は凄く大切な事もたくさんあります。 オタク気質な自分だからこそ、できるご提案が沢山あります。 お客様にあまり深い知識がなくても、快適な暮らしを送っていただけるように、 これからも日々勉強して ベストなご提案ができるように頑張って行きます! 安部でした
自由設計の可能性研究所 #4 「玄関」 「美人は生涯で一億円、トクする」 とある海外大学の研究結果。 美人と言えば何を想像しますか? 「顔」 私もかっこよく、美しくありたい! 確かに「顔」で表現することや言葉には重要性と魅力を感じる。 会社の顔、チームの顔、美人、イケメン、これぞ華の代名詞。 何よりも 笑顔が素敵な人は、その笑顔自体が名刺。 では、「家の顔」と言われる「玄関」はどうでしょうか? 家の顔がバッチリだったら、生涯どれだけトクなのか? 共働きや育児で大忙しのみなさんが、「家の顔」に自分たちにとってパーフェクトな黄金比を導き出せるように徹底検証。 第一印象はたった3秒で決まってしまう。 「顔」や「表情」から、どんな感じかを一瞬で感じとる。 「家の顔」玄関も、足を踏み入れた瞬間に印象が決まる。 だったら、いち に の さん!で、素敵って思ってもらおうじゃないか。 顔なら、小顔はうらやましい。 ちなみに私は、面長・・・黄金比率規定違反。 ですが、玄関が小顔のようでしたら、 仕事用の大きなカバンが壁に当たってしまう。 あちゃーと振り向くもんなら、また当たる。 これから仕事というのに、傷は入るし、汚れるし。 ぶつぶつと呟きながら憂鬱を引き連れての出発となる。 それか発散するために、Xにでもツイートするか。 狭くて、一人分しかない玄関。 家族でおでかけから帰ってきたときは、順番に靴を脱がないといけない。 同時に入ったものなら、おしくらまんじゅう状態。 「あー、トイレ!!」 暑い日、寒い日、外で順番待ちとなる。 まるで人気テーマパークのアトラクション待ちの行列だ。 自分の家なのに・・・。 あの「ゆめの国」のプレミアアクセスのように、楽しむことに効率よく、いかに不快感を排除するか。 そんな最高の発想こそ、参考にするべきだ。 家族みんなで「いってきます」 のときには、「今日は楽しむぞ」と靴を履いてるときから盛り上がる。扉を開ける右手もはやる。 「ただいま」のときには、「今日は楽しかったね」とみんなで並んで靴を脱ぎ、思い出もリビングへと連れて入る。 そんな玄関だったら、そこは「スペシャル マイ ランド」。 特別な場所となる。 ゆめの国のゲートを通過するとき、心がおどるみたいに、家の玄関もただの通過点じゃなく、最高のゲートにしてほしい。 広さは重要だが、コンパクトでも自由設計ならアイデアと発想しだい。 どんな玄関も必ず「スペシャル マイ ランド」にできる。 玄関は、家の「顔」。 綺麗に整理整頓された玄関は、美人だからトクする。 靴や物が散乱していたら、見た目も清潔感もあったもんじゃない。 そのために必要な「収納」 オープンの可動棚。シューズボックス。 二つを組み合わせたミックス収納もあり。 オープンなら、湿気を気にせずに、そのまま収納できる。 レギュラーの靴はさっとしまえて、整理整頓が習慣になる。 何年も履いてない靴に気付き、断捨離の決心がつきやすい。 ボックス型なら扉で隠せるし、匂いも気にしなくて済む。 一軍の大事な靴はホコリから守られ、丁寧に保管できる。 真のコレクターもこれなら安心。 ミックス収納なら、スタバのカスタムフラペチーノ並に自分仕様につくりこむことができる。 長物のゴルフ道具や釣り道具はすっぽりと収納できる。 どんなに大切なものでも、掃除のたびに動かすのはちょっとストレス。 道具に合わせて収納できていれば邪魔にならず、家族思いの収納になる。 土間に余裕のあるスペースがあれば、自転車やベビーカーもラクラク入れられる。 子供の成長に合わせて、ものは必ず増え、その度にどう収納しようかと悩む。 例えば、練習して乗れるようになった思い出のキックバイク。室内ならサビつかないし、傷み具合が全く違う。 これなら、誰かに気持ちよくゆずれるし、また大切に使ってもらえる。 これって、リアルサンタクロースやん。 トイストーリー3みたいに、想い出を受け継がれる喜びも嬉しい。 へそくりで買ったロードバイクを丁寧に収納してもいい。家の中だと盗難の心配もないし、趣味にもっと全力で没頭できる。 さらにヘルメットやオプションアイテムがたっぷり収納できるから、ついついお店のように並べて、眺めてしまう。 へそくりが足りなくなる。 整頓スペースが確保できれば、靴を履くときの腰掛けカウンターも検討できる。 椅子を置いてもいい。 せっかくきれいに収納したお気に入りの靴。かかとに負担をかけず履いてあげたい。 小学校2年生の娘は、かかとを踏んづけて靴に変な折り目がついているからすかん。 早く遊びに行きたくて気がはやるのはわかるが、子供の時からきれいな靴の履き方を意識して欲しい。 丁寧な動作は心も整頓でき、出発の後押しを力強くしてくれる。 お気に入りの雑貨屋さんで購入した全身鏡で、今日のコーディネートをチェック。 鏡を購入したとき、衝動買いしてしまったトラの靴下が裾からチラ見えして グーぅ。 お気に入りのコーディネートは、笑顔のお出かけの第一歩。 玄関の匂いって、なぜあんなに独特な匂いなんだろう? あの特有の匂いは、家全体の印象までグッとダウンさせる程。 なんとか排除しようと消臭剤を置いてみても、爽やかな香りとあのイヤな匂いが混ざり合い、なんとも言えない香りになってしまう。 無香の消臭剤で匂いは軽減できても、そこにいるのはわかってしまう。 THE妖怪よどんだ空気。 あの匂い妖怪の素は、実は玄関の靴と湿気だけでない。 料理や洗濯洗剤など、家じゅうのいろんな生活臭も匂いの素になる。 玄関は家の中で最も空気が溜まる場所だし、換気が弱くなりがちだから、あいつらの集会場となる。 「気合い入れて行くから、よろしく」とでも言ってるかもしれない。 2時間でまるごときれいな空気に入れ替えてくれる換気システムを採用すれば、対策はばっちり。 機械で強制的に換気する第一種換気は、匂いだけでなく空気環境もずっときれい。 きれいな空気の流れをしっかりつくれば、あのクセのある匂い と よどんだ空気の違和感は何処とやら。 山の頂上で吸い込むおいしい空気のようだったら、「クセ臭 妖怪よどんだ」とはセイグッバイ。 毎日、気持ちいい空気を吸えるのって、良くないですか? ( コラム#3の タコパーの話も参考に。) しかも、きれいな空気は、じっとしていない。 ジンベイザメのように家じゅうを自由に泳ぎ回っているから、新鮮できれいな空気が常に家じゅうに循環する。 さらにエアコンの快適な空気も、コバンザメのようにくっついて各部屋へと泳いで行く。 玄関も快適な温度を保てるから、暑くも寒くもなく、吹き抜けを採用することに迷いがなくなる。 発想がもっと広がる。 壁で区切るしかなかった常識は、もっと自由で、もっと開放的にアイデアをバクハツさせることができる。 想像力の開放だ。 心の解放ともなる。 あれこそ「優雅」 空間は圧倒的に広がり、吹き抜けのフィックス窓からはスポットライトのように光の線が絶妙な角度で照らす。 観葉植物は気持ちよさそうに光のシャワーを浴びて嬉しそう。 玄関で空を感じることができたら、微笑むしかないだろう。 これだけで、初めて玄関に踏み入れた時の印象は絶大。 ヒット展示場の玄関。初めて目にしたときあまりに感動した、松下のめちゃくちゃ好きな玄関なんですよ。 みなさんに実物を観せたいです。 ピンポーン〜♩ 近所のママ友がちょっとした用事で来た。 玄関先で1分で終わる要件だったが、おしゃべりに火がついた。 居心地の良さ からだろうか。 そういえば設計の打ち合わせからそうだったなぁ。 天井にはレッドシダーの木を張って、オシャレなカフェみたいな温かい雰囲気にしたい。 正面の壁には、どうしてもこの絵を飾りたい。 横の壁にはニッチ。季節のものをおしゃれに飾りたかったが、子どものコレクションがきれいに並べられている。 シューズクロークの下り壁はアーチがいいな。きれいな曲線になるから塗り壁を勧められた。調湿・消臭の効果は本当に正解だった。 暗かったら気分がどんよりなるから、柔らかい光が入るようにここに窓。 数分後、「なんなら、あがっていく?」 そんな、歓迎してくれる優しい表情の「顔」なら、そりゃそうなるでしょ。 そういえば、子どもの ともだちもよくうちに遊びにくるなぁ。 今回、#4コラムのテーマは玄関。 住宅営業をはじめて13年。 「玄関は家の顔」と何千何百回、聞いてきただろうか。 なんで顔なんだろう? そんなことを考えながら、4歳になった息子の顔を見ていました。 大好きなトミカで遊んでるときはニコニコ、気にくわないときはプンプン。 まんまるな顔に、心模様が映し出されている。 あ!・・・「顔」には心が映る。 家の顔にも住む人たちの心が映るのか。 数々の家づくりをお手伝いしてきました。 思い返すと、どの家も「世界でたった一つの顔」になっていました。 この年末、担当した家へ挨拶に行きながら気づいた。 「久しぶりだな、元気にしてるかな?あの子は大きくなってるだろな?」 道中、どんな笑顔で迎えてくれるのか胸が高鳴る。 インターホンを鳴らし、玄関のゲートをくぐると、想像以上の笑顔が歓迎してくれた。 1秒もたたずにお互い笑顔が生まれ、 「その先の部屋も絶対素敵なんだろうな。」 担当して間取りはわかってるくせに、住む人の想いが映った玄関では、絶対にそう思う。 では、家の顔がパーフェクトだったら、生涯でどれくらいトクするのか? 難題だった玄関の黄金比は、自由設計で「解く」。 その場所で暮らし、「特」をつくっていく。 笑顔の映る玄関から踏み出す一歩は、日々「徳」を積む。 そんなみなさんの顔は、ずっと「得」で溢れる。 松下 晃雄
自由設計の可能性研究所 #3「LDK」 「特別」とは心の中で生き続けること。 特別の原料は想い出。 幼い頃過ごした特別な場所は、鮮明に生きている。 大黒柱に一年ごとに刻まれた成長のマーク。 バレバレのかくれんぼ。 うまく隠れたつもりで笑いをこらえ、ドキドキしていたリビング。 海が一望できるキッチンから、漁に向かう船と 気持ちよさそうに飛んでいる鳥を眺めるのが好きだった。 いつも笑い声で溢れていた家族7人での食事。 自然と食事の大切さとコミュニケーションの大切さを学んだダイニング。 思い出すと、特別な場所と 特別な時間を感じていたのは、ほとんどLDKだった。 家の中で、もっとも人が集まり、家族が一番長く過ごす 場所 だから、 リビング・ダイニング・キッチンには、さまざまな願いや想いが無数に存在しませんか? 光が差し込むドアを開けると、 特別な場所 がそこにはある。 未来へ連れて行きたい かけがえのない経験。 ときが止まったかのような 幸せな時間。 そんな想いを自由設計に託し、未来へと生かしてほしい。 共働きや育児で大忙しのみなさんが、そんな 特別な場所 に帰ってきたとき、心の充実を実感してほしい。 LDKに「特別」を意識することで、どんな 場所 になるのか徹底検証。 今から約70年前、LDKという 場所 はなかった。 台所 と 居間 で分けられ、各部屋ごとに区切られていた。 陽の当たらない台所は常に暗く、料理をする手の感覚がなくなるほど寒い場所。 1950年代、人口も増え、公団住宅を普及させるために間取りの基本ができた。 それが 2LDK。 最も陽が差し込む場所に誕生することとなったLDKは、それまでの常識を覆し、主役に躍り出た。 家の中心で、快適で効率よく料理ができるように、ステンレスのシステムキッチンも同時に設計された。 これは建築の革命、まさに天才だ。 それから約70年。AIがさまざまな事に活躍している現在。 家の中でもっとも人が集まり、家族が一番長く過ごす場所、 リビング・ダイニング・キッチンをベースにした家づくりは日々進化している。 もし国民的アニメの時代にLDKが存在していたら、物語も変わっていたのだろうか? 「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「ドラえもん」 家の間取りに注目してみると、「居間」と「台所」に分けられている。 あのドラえもんが居候している野比家。 もし野比家がLDKの存在する家だとしたら。 ダイニング周辺の居心地がいい勉強スペースで、のび太くんが宿題に行き詰まって、「ドラえもん!」と叫ぶと、 キッチンの引き出しから、ドラえもんが飛び出してくる。 休日なら、そこにはママもパパもいるから、ドラえもんの道具はのび太くんだけのもの ではなくなる。 そっか! のび太くんの部屋で繰り広げられてた物語が、LDKだとみんなの物語となる。 気づけばみんなの特別な場所。笑顔が何倍にも増えるかも。 だからこそ、型にハマった設計ではなく、自分と大切な人のことを想いながら、そんな特別な場所を自由設計で 想い描いて欲しい。 リビング・ダイニング・キッチンはどの方向からも見渡せ、つながっている。 LDKのつがりと、バランスの良い見た目、心も体も整う心地いい環境も大事。 自由設計で建てる家の醍醐味 「吹抜け」 憧れるけど、においが2階に行くのが嫌。 エアコンの効率が下がるのが嫌。 そんな心配も多く聞きます。 換気システムを導入すれば、キッチンからのにおいも効率よく換気できる。 急に休日出勤が決定してしまったパパ。 「いってきます」と玄関ドアが閉まった瞬間、すかさず携帯を取り出すママ。 LINEで仲良し4人グループの画面を開き 「おはよ! 昼うちでたこパしない?」 9:17 「やったー、行く行く!」既読3 9:20 持ち寄った具沢山のたこ焼きは、超盛り上がる! 部屋じゅうに、おいしいが広がる。 だが、においが残る。 弊社が採用している、第一種換気システム マーベックスの澄家なら、 パパが帰ってきた夕方、においの痕跡を残すことなく完全計画も成立する。 昼間のことは何も知らないパパ。 部屋着に着替えてソファーに溶け込み、吹抜けの天井を見上げ、 くるくるまわるファンを見つめたあと ダイニングに目をやると、ホットプレートが出ていた。 「お好み焼き食べたくない?」 餅入りのお好み焼きは、いつも家族でワイワイ盛り上がる。 やばい!つめが甘かった。片すの忘れてた。 さすがに立て続けのソース系は・・・ 「あ!今日は鍋なんよ!」 「そっか・・・今日は寒かったから鍋はありやね」 ふぅ、助かった・・・ こんな寒い日、大きな吹き抜けが、まさかの味方になってくれる日が来るとは。 外の冷たい空気の影響を受けずに、暖かい室内の温度と湿度を逃すことなく、新鮮で綺麗な空気に入れ替えてくれるこの換気システムなら、家じゅうに温度差が生まれず、エアコンの負担が軽減できる。 快適なうえ、お財布にも優しい。 まさに一石二鳥だ。 高気密・高断熱だから、家の隙間がなく、温度が逃げない。 暖かい空気は軽いので、吹抜けから2階まで温めてくれる。 隅々まで新鮮できれいな空気がずっと続けば、人も家も健康に不可欠な条件が揃う。 呼吸する空気こそ心と体の健康には大事。 ハウスダストが1番多い床から30センチ以内。 床に排気口があるから、効率良く汚れた空気を排出してくれる。 小さな子どもやペットは床面に近いので、その目線で換気ができる安心ポイント。 アレルギー持ちの方も、室内のアレルギー物質がクリーンになれば症状は改善される。 このストレス軽減の価値は、心まで癒してくれる。 心の状態が良ければ、くつろぐことも楽しむことも何倍も特別に感じるだろう。 リビングを強調するため、あえて床を掘り下げたピットリビングでくつろいでいると、 「パパ帰ってたんや、ゲームしよう」 と子どもたち。 念願叶った。70インチの壁掛けテレビに任天堂のロゴが映し出される。 壁一面のエコカラットがリビングを華やかにしてくれ、 優れた調湿効果で、カビやダニの繁殖も抑制してくれる。 賃貸とは違い、防音と断熱効果がアップした樹脂サッシ窓のおかげで、大きな声を出しても気にしなくていい。 笑い声はLDKに響き渡り、キッチンからは子どもたちを応援するママの声。 家族みんなの声が まるでオーケストラのように重なり合う。 リビングの大きな窓を開けるとウッドデッキが庭まで続いている。 今日は、親友の家族が遊びにくる日。 そこにハッピープールを用意、BBQそっちのけで子どもたちは、キラキラな水しぶきをあげながら大はしゃぎ。 それを見てまた嬉しくなる。 「続きはリビングで飲もうか。」 リビングの雰囲気を褒めてくれる幼馴染の大親友。 少し照れるけど、ちょっとだけドヤ顔。 ダイニングキッチンではママたちが甘いものを囲んで、こだわった家づくりの話に夢中になっている。 と思ったら、今度は化粧品の話になっている。 「もしかしてこれって、あの話題のファンデ?」 「朝、ダイニングで一気に化粧してるの?それ、最高!超効率いい!」 (詳細はコラム#2をご参考に。) ダイニングはLDKの中心。 忙しい日々の中、家族全員が揃って食卓を囲む回数は何回だろう? 一緒に食べる人がいれば、自然とテーブルに並ぶ料理も増える。 みんなの大好物の日は、食べる前からキッチンに集まってきて、家族で盛り上がっている。 食事中は、大事なコミニュケーションの時間の一つ。 今日の出来事を話したり、何気ない会話が家族の心のバロメーターだ。 楽しい時間はもちろん、たくさんの気づきも生まれサポートし合える。 そんなあたり前の日常が「特別」ではないでしょうか? みなさんの「特別」は、どんな「特別」ですか? 今回、#3コラムのテーマはLDK 私の生まれ育った家は、今はありません。 なくなって意識すると気づいた、あたりまえの日常に こんなに「特別な場所」があったのか。 なくなってもなお、心の中で生き続けてる。 あの場所からどれほどの、楽しさを分かち合えたか。 いや、ときには悲しいことも辛いこともどれだけ分かち合い、受けとめてくれたか。 そんな特別な想いを、自分の家に連れていき、今も大切に受け継がれている。 次の世代、その次の世代と、特別 がどんどん進化して行く。 何百年後、ドラえもんがいる未来に到達する頃には、私はいないだろう。 その時はどこでもドアじゃなくて、玄関から遊びに来て。ドラえもん! 四次元ポケットは野比家のLDKに置いてきても大丈夫。 あの 特別を受け継いだ、光が差し込むドアを開けると 道具なしでも楽しめる場所がそこにはある。 それでは撮影再開します。 もちろん主役はみなさん。 シーン #3LDK – スポットライトのように陽が当たる場所 – よーい! スタート。 松下 晃雄
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