新築・戸建住宅(戸建事業部)

安部 考功 | アイビックホーム

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ABE Takanori

120%で応えたい。

安部 考功 営業

家づくりは知れば知るほど楽しいです

父が大工だったこともあり、幼い頃から家づくりを見て育ちました。
設計や現場監督の仕事も経験し、家づくりを知れば知るほど、お客さま(お施主様)と直接関わりサポートしたい!と思ったのをきっかけに、今に至ります。
今思うと、「なるべくしてなったんだな」と思います。だってすごく楽しいですから!

「やりたいこと」も「性能」も。

100人いれば100通りの想いやこだわりがあると思うんですが、その人のこだわりや、やりたい事をを見つけて叶てほしい。私自身、凝り性だし、こだわるって気持ちがすごくわかります。
でもやりたいことだけでなく、共通して大事な部分も両方かけ合わせるのが大切だと思います。例えば、性能ですね。

大切なのは、健康で快適に暮らすこと。

性能にこだわるのは、オタク気質な事もあるんですが、先輩たちの影響も大きいです。
勧められた本や考えに触れているうち、「これは売る立場として、伝える責任がある」と思ったんです。健康で快適に暮らす事。長く住む家なので、これは何より大切ですよね。健康あっての暮らしですから。だから妥協せず伝えています。

「家」ってアイデンティティだと思うんです。

家を建てるって、ライフプランのうち1番大きな事ですが、その前に
「家」ってアイデンティティだと思うんです。家=自分。自分の「好き」に囲まれて、「好き」に生きる。それを安心・安全で快適に整えるお手伝いが私の仕事だと思っています。
だから、1つ1つこだわって、寄り添って、オンリーワンの家づくりを続けていきたいです。

120%で応えます‼︎

アイビックの家は、他ではできないような間取りや、マニアックな納まりまで、全力で応えるところが魅力です。実際にこれまでもそういった事例がたくさん!僕にとってはどれも大切な思い出です。毎回楽しいし、勉強にもなるし、すごく覚えています。全部自慢ですね。
だから、まずは「やりたいこと」を気兼ねなくぶつけてほしい。
せっかくつくるなら、前向きに、可能性を諦めずに。一緒にたのしんで、120%で応えたい。どんな事も、きっと方法が見つかるはずなので!

ABE Takanori

安部 考功 営業

ABE Takanori

安部 考功 営業

安部さんって?
プライベートでもオタクです。アニメとかが好きです。
安部さんって??
褒められると伸びるタイプです。

PROPERTY IN CHARGE

「安部 考功」が担当した住まい

崖に建つ豪邸

Works No.103

「 崖に建つ豪邸 」

かわいい2LDKの平屋

Works No.94

「 かわいい2LDKの平屋 」

インナーガレージのある家

Works No.91

「 インナーガレージのある家 」

おしゃれでかっこいい 平屋

Works No.87

「 おしゃれでかっこいい 平屋 」

自由と楽しさを大切にした屋上付住宅『FUN』

Works No.85

「 自由と楽しさを大切にした屋上付住宅『FUN』 」

STAFF BLOG

「安部 考功」の投稿ブログ

外張断熱+sto

外張断熱+sto

最近はSNSの影響で情報の民主化がされていますよね。 住宅業界も例外ではなく、日本国内にとどまらず 世界中の住宅、そのありとあらゆる事例が 簡単に検索できる時代となりました。     アイビックは設計力に自信があり、 その自由度の高さから、お客様が入手したアイディアを プロの意見を織り交ぜつつ、柔軟にプランに反映 させてきております。     しかし、検証が必要なため簡単には反映できないものや、 そもそも、あまり出回っていない情報なども実は沢山あります。 そこに大きな価値があると私は思っています。     私は、人生の半分を家づくりに携わっている人間として、 自分を頼ってくれている人に対して、こういう価値のある情報を 入手し、使える形でご提案させて頂く事が大切だと思ってます。     それには勉強あるのみ! 世の中は加速度的に進化してますので、負けじと情報収集です!   というわけで、(前置きが超長くなった 汗 )先日 とある研修に参加してきました。 研修というのはテキストや動画より、情報量が多く めちゃくちゃ勉強になります。   今回は「外張断熱」の断熱材についてその特徴や、工法 そこに組み合わせて使う塗り壁材「Sto」がテーマでした。     これまで 断熱材について外張り断熱がすごくメリットがある事は 分かっていたのですが、コストが高くご提案するのは 難しいと思ってました。   また、外壁についても塗り壁の格好良さは憧れるものが ありますが、コスト面が高いのと、その割に メンテナンス性が低いので、こちらもあまりご提案できずに おりました。   つまり   今回のこの研修はその両方を解決できるかもしれない! という期待あっての参加だったわけです。 結果めちゃくちゃ勉強になりました!   新しいものを導入するとなると、簡単にはいきませんが 優れたコスパなものをご提供したいので、社内で 検証を進めたいです。   かっこよくて、超快適な家ができたら、 それだけでも人生良いものになると思います。 これからも沢山インプットして 良いご提案をしていきたいです。   安部    

3棟同時見学祭でガラポンやります! 作ってます!

3棟同時見学祭でガラポンやります! 作ってます!

イベント情報にU Pされておりますが、 7月29日〜8月6日まで なんと3棟同時で見学会 をやります! ご予約はコチラから↓ 夏の3棟同時見学祭 in 大分市 荏隈・明野 どれもそれぞれに工夫とアイディアが詰まった 見応え抜群のお家です! とても面白いと思うのでぜひ見学に来てみて下さいね! 今回は「見学祭」と謳っているだけあり 土日のみですが、予約なしでも見学可能です! コロナ以降出来ていなかった、まさにイベントらしい 見学会を予定しております! ということで・・ ガラポン抽選機作ってます。 夏休みの工作が思い出されます・・ アイビックカラーで仕上げようと思い 青と白で。 (白のスプレーよく見たらシルバーグレーだった件) 初めてガラポンを作ったのですが 仕組みがわかり大変面白かったです! ゆ〜くり回さないと中々玉が出てきませんが・・ 当日はたくさんの人に回して頂けたら 苦労が報われます  笑 是非回しに来て下さい!!

COLUMN

「安部 考功」の投稿コラム

家の健康と美容のために

家の健康と美容のために

家づくりマニア 安部のつぶやきコラム 「家の快適と 健康と美容のために」     突然ですが! 室内の乾燥 、気になりませんか? (コラム作成時 2月中旬)   乾燥・・   私も10年くらい前は本当にどうでも良くて気にもとめてませんでしたが、 健康、特にここ数年は 美容 にまで興味津々な今。 とーっても気になる言葉です!   乾燥すると・・ お肌の老化が進んだり、痒くなったり また、静電気が増えたりと、嫌な事ばかりなイメージがあります。   また、空気が乾燥するとウィルスに感染しやすくなる事も有名ですよね。   冬場を快適に暮らすには、上手に加湿してあげることが大変重要になってくるわけです。   しかし、ちゃんと加湿すると、 今度は結露で窓がびしょ濡れ・・なんてことに・・・ そんなのもうイヤですよね。   そんなわけで、 今回はこの辺り、深掘りして行こうと思います。   10年前の私なら見向きもしなかった内容なのですが、 知らないと本当に後悔しちゃう内容です!   ところで、   そもそもの疑問ですが、寒くなると乾燥が気になるのって、 どうしてでしょう??   乾燥してるかどうかを調べる時って [湿度が◯◯%] って数値で判断しますよね。   これがいわゆる「相対湿度」と言われるものです。 (気温によって変化するので「相対」とついております。)   皆さんは、この湿度が何%くらいになったら乾燥を感じるか、ご存知でしょうか?   私は個人的に「湿度30%とかになってくると乾燥を感じるんだ」 と、なんとなく思ってました。   で!!   こちらのデータを見てください。   これは気象庁のWEBサイトに行けば見れるデータになるのですが、 大分県の月間平均の「相対湿度」の推移です。(‘91〜’22)   1月 62% 2月63% ・・・   これを見た印象ってどうですか? 私はすごく ”意外” でした。   「寒い季節って乾燥が気になるのに、湿度って平均60%超えてるやん・・」   予想していた 30%を下回る という状況では、全然なかったんです。   「湿度60%でも乾燥を感じるって、、どういう事?」   これ、ちょっと、興味ありませんか?   そこで調べてみました。   すると 人間の体感はこの◯◯%と表示している 「相対湿度」にはあまりリンクせず 「絶対湿度」との関係が深い との事なのです。   「絶対湿度」????   その昔、理科の時間で習ってるはずのなのですが、実生活ではあまり馴染みが無く、 もはやなんのことやら・・       結論から言ってしいますと、 「絶対湿度」は ”空気中(1㎥中)に水が何g含まれてるのか” を表します。   「何%」って割合ではなく、 実際「何g」含まれているか  を表すわけですね。   では、なぜ 何%か ではなく 実際の 量 で表す方が、 人間の体感に近いのか     ズバリ!   空気に含まれる水分の量は 実は温度によって変わるから   です。   温度が高くなるにつれ、より多くの水分を空気に蓄えれるようになるんです。   空気を「水分くんが入れる部屋」に例えるなら 温度が高いと、部屋が広くなり 温度が低いと、部屋が狭くなる   って感じです。   相対湿度(%表示)は、 この部屋の大きさに対する水分くんの数なので、 広い部屋だと スカスカになり%は低くなります 逆に狭い部屋では窮屈になって%は高くなる わけです。   ・・不思議です。 科学って面白いですよねー   つまりは、同じ湿度60%でも   夏の高い気温では、大きな部屋の6割を水分くんが埋めている   のに対して   冬の低い気温では、小さな部屋の6割を水分くんが埋めている   って感じでなので、そもそもの水分くんの数は 全然違うわけです。   人間の体感は、そもそもこの水分くんの数にリンクしているわけですね!!   なるほどです!!   ちなみに 絶対湿度を表す単位は、 空気1kgにどのくらいの水蒸気(水分くん)が含まれるかを示すので   g/kg もしくは g/㎥  (空気1㎥は約1.2kg)   となります。         さてさて、湿度と体感の関係がわかったところで、 「じゃあ、健康と美容のためには いったいどのくらいの湿度に保っておくのが良いの?」 という疑問がおきますよね。   今回は、より根拠が出揃っている 健康面(ウィルス対策としての側面) から見ていきます。   これは喉の粘膜の湿り気が鍵になります。   喉は線毛の働きで、侵入してきたウィルスを粘液に絡め取り、体外へ排出してくれているのですが   乾燥してしまうとこの線毛の働きが弱くなり、うまく体外へ排出できなくなってしまいます・・   人間の乾燥に対する体感には「絶対湿度」が当てはまる とお伝えしたのですが、   この喉の粘膜が乾くかどうかの ラインは「10.8 g/㎥」なのだそうです。   と言うことで、 ウィルス対策の観点で考えようとした時にも 「絶対湿度」 を見ていくのが良さそうですよね!   ここで気象庁のデータに戻ります。   気象庁では平均気温のデータも観覧できるようになってますので ここから平均の「絶対湿度」も計算できるわけです。 (気温がわかれば部屋の大きさがわかり、何%という割合からその量(水分くんの量)が計算できます。)   11月13.8℃  69% = 8.22g/㎥(6.85g/kg) 12月  8.7℃  64% = 5.54g/㎥(4.61g/kg) 1月    6.5℃  62% = 4.65g/㎥(3.87g/kg)  2月    7.2℃  63% = 4.95g/㎥(4.12g/kg)   どうでしょう? 喉の粘膜は 10.8 g/㎥ が乾くかどうかのラインになる って事だったので、 これはカラッカラになりそうな数値ですよね・・   ちなみに 宮城県医師会のデータによると インフルエンザと絶対湿度の関係が 公表されており   ~5.83 g/m3  :より起こりやすい 5.83 g/m3 ~ 9.16 g/m3  :流行しやすい 9.16 g/m3 ~  :流行しにくい   なのだそうです。 やはりウィルス対策には、加湿がかなり大切なわけですね! ご自宅では加湿器が必須だと思います。   ところで、   温度が下がって行くと、水分くんが入っている部屋がどんどんと小さくなっていくわけですが、 ある一定のラインを超えると部屋に入りきれなくなり、水分くんは外に締め出されてしまいます・・   これ、実は、かなり身近な現象なんですよ。 あなたのお部屋でも起きているかもしれない現象・・   そうです! いわゆる「結露」です。   例えば、窓周り。 窓は、しっかりとした断熱材が入っている壁に比べると 断熱性能がどうしても劣ります。 その為、周りの空気より温度が低くなります。 (窓辺に行くと寒さを感じるとありませんか?)   さて、 温度が低くなると 「水分くんの部屋」は小さくなります。 性能の良くない窓であればあるほど窓辺の温度が下がるので、この部屋はさらに小さくなり 「結露」が起こりやすくなります。   結露は、その面の床などを常に湿らせ カビを発生させたり腐らせたりします。   私が口をすっぱく 「窓にはお金をかけた方が良い」 と、度々お伝えしているのは この辺の理由もあるわけです。   冬場、適切な湿度に加湿してあげる事が 健康にも美容にも大切なのですが、結露が酷くなるのは嫌ですよね。 家の健康と美容も大切です。     快適な湿度で暮らすためにも、窓の性能を高めた計画をすることが大切になります!   かけるべき所にきちんと予算をかけて、 健康で美しい人生にしましょう!   安部でした。  

知らなきゃヤバい!「気密」の機密

知らなきゃヤバい!「気密」の機密

家づくりマニア 安部のつぶやきコラム 「知らなきゃヤバい!「気密」の機密」   突然ですが(2回目)  家の「気密性能」って興味ありますか?   なーんか 難しそうで、 敬遠されそうなのですが、 月々の「光熱費」や「健康」、「快適さ」  なんかに直結するめちゃめちゃ 大切な性能の事で、 今、改めて少しずつ 注目されはじめているものなんです。     「断熱性能」に関しては ハウスメーカーさんでも よく説明してくれると思うので、 そんなに性能にこだわりのない方でも その大切さがわかるかもしれません。     しかし、お金をかけて 「断熱性能」を良くしても、 「気密性能」を一緒に良くしてあげないと、 実はあまり意味がなくなってしまう事は、 ほとんど説明されないみたいなんですね・・   そこで! !   今回はこの「気密性能」にフォーカスして ご紹介していきたいと思います!     マニアックな内容ですが、知らないと 本当に後悔しちゃう内容です!     気密性能・・  つまりは 「家にどのくらいの穴が空いているか?」  って事です。    昔の日本家屋は「夏」に 重きを置いて作られており、 家の中に風が通るようになってました。  なのでむしろ穴だらけのスカスカです。   換気扇など使わずとも 十分な換気もできていたのです。     しかし現代の夏、  日本は熱帯化が懸念されており、当たり前に 30℃を越える日が続いています。 グラフの示す通り35℃以上の猛暑日も 年々増加傾向です・・       高温多湿な風を 家の中に通したところで、 涼しくなるわけもなく、 熱中症のリスクも下がりません。   湿度が下がらないのでダニも増えるし、 カビなのどの原因にもなります・・   あっ ところでダニの繁殖って 湿度にすごく影響受けてるのを ご存じでしょうか? 相対湿度60%を超えたあたりから ガンガン繁殖し始めます。 その繁殖力はかなりすごくて、 理論上は10匹のダニが3ヶ月後で 1万匹になるとも言われてます・・・   怖すぎですよね。         話を戻します・・   今年の夏に節電が叫ばれていたのは、記憶に 新しいと思います。 しかし、TVでは 「我慢せずエアコンを適切に利用して下さい」 とアナウンスが流れる状態でした。   つまりは、夏に風通しを良くする 旧来の日本型家屋では、 夏の暑さに対応できない時代なんですね。   冬場なんて、更にです。 隙間からどんどん冬の冷たい空気が入ってくるなんて、 寒すぎます。 ありえないですよね。   冬場に床が冷たい、部屋の低いところと 高いところで温度差が生まれるのって、 この隙間のせいでもあるんです。   空気は温めると軽くなり 上昇する力が生まれます。   ちょっと熱気球をイメージして下さい。 熱気球って温めた空気だけで、 人やものを乗せてドンドン上昇しますよね     温められて軽くなった空気って 思ってる以上に、 上へ上へ と向かいます。 この現象、冬場の家の中でも 実は同じことが起こってまして、 エアコン等で温めた空気は 想像以上にどんどん上昇していきます。   さて、ここで重要になるのが「気密」です。 「気密の悪い家」つまりは 「隙間(穴)が多い家」は、 温まった空気が、屋根近辺の穴から どんどん抜けていきます。 それはもう どんどん と。         そして抜けた分の空気は、 必ずどこかから補充されます。 つまり外から入ってくるのですが、 これが床面周りの穴からになるわけです。   キンッキンに冷やされた冷気が、 どんどんと入ってくるわけです。 その結果、いつまで経っても 床が氷のように冷たい  ってなっちゃうんです。   冬の冷たい床って、本当に不快ですよね・・     そして寒いと思うと、エアコンの温度を あげたくなるのですが、  そうすると、エアコンから より温められた空気が出るので、 「上昇する力」が 更にアップしてしまいます・・    結果、出ていく暖気の量も増え、 入ってくる冷気も増えるという、 とても悪循環な状態に なってしまっているんですね。   そしてこの状態は、 足の部分と頭の部分で温度差が生まれいるので、 とても不快になり、エアコンが 嫌われ物になってる原因にもなっています。   悪いのはエアコンではなく、 家の気密だったというわけです。     気密の大切さについて、少しずつ ご理解いただけてきましたでしょうか?     でも、気密が良い家って聞くと、 「なんだか息苦しそう」 っていうイメージがあったりしませんか?   実は私もその一人でした・・   しかし!   家の性能について学んでいくと、 気密をしっかりとった方が、 換気も効率的にできることを知りました。 逆に、中途半端な気密状態が、換気にとって かなり悪い事も分かりました。   「隙間がある方が換気の効率が悪いって どういう事?」  って感じですよね。   家の換気計画は、空気の「入口」と 「出口」を設定します。   一般的に数多く採用されている換気の方法は、 「第3種換気」と言いまして、 入口に開口部(自然給気)を作り、 出口は換気扇(機械排気)で排気 といった仕様です。   換気扇で空気を外に出すことにより、 リビング等に設けた開口部から新鮮な空気が入り、 家中を換気する というわけです。   さて、日本の家のほとんどで採用されている、 この「第3種換気」なのですが、 気密が悪いとどうなるか?   お気づきかもしれませんが、 所々に空いている家の隙間(穴)から 空気が入ってくるので、 「ここから空気を取り込もう」 と決めた「入口」(開口部)からはほとんど 空気が入ってこなくなります。   逆に換気扇近くの隙間(穴)から空気が入ってきて、 すぐに換気扇から出ていく  というショートサーキットを おこしてしまうわけです。 こうなると、本当は入替をしたい リビングの空気は いつまで経ってもそのまま という状態になるわけです。       例えば、リビングの匂いがいつまで経っても 残ってしまうのはこの為です。     逆に、気密の良い家は、他に隙間(穴)が ほとんど空いて無いので、 狙った「入口」(開口部)からちゃんと 空気を取り入れ、 廊下などを経由して、「出口」 である換気扇から スムーズに排出されるわけです。       高度成長期、住宅の着工棟数はぐぐぐーーっ  と伸びました。 そして、これに重なるようにぐぐぐーーっ  と増えているのが、 室内の「チリ・ダニ」の数です。   「チリ・ダニ」の数が増えることで、 何が増えたか? それは、喘息の患者さんなんです。 成人喘息の患者さんは、 今や15人に1人と言われ 国民病になってしまっています。   これは、 「中途半端な気密」の家が増えている事が 原因じゃないか と言われてます。     ところで、「高気密な家」と、色々なところで キャッチコピーを見たりするのですが、 どのくらいの気密性能があるかを 公開しているところは、 実はかなり少ないんです。   「えっ どのくらいの気密性能があるのか ってそもそもわかるものなの?」 と質問が来そうですねー       大丈夫です‼︎ これ、ちゃんと 測定が出来るんですよ!   「C値」って聞いたこと ありませんか?   「C値」とは、 延床面積1㎡あたりに、 どれだけの隙間が空いてるか を示す数値となります。   数値が小さいほど、 空気の出入が少なくなるのでより高気密 と言えますね。   「C値」は家の住み心地を左右する、 家づくりをする上でとても大切な指標です。    測定には特殊な機械を使って、 現地で測る必要があり、コストがかかります。   また、気密を良くするためには 隙間を小さくする必要があり、 高い施工技術が必要になります。   お金をかけて 断熱材を多く入れれば 高めることができる 「断熱性能」とは違い、 一朝一夕では なかなか良くすることができないのが 「気密性能」になります。   ですが、これからの家づくりでは当たり前に 高めていかないといけないモノに なるのは間違いありません!     ちょっと小難しい内容ではあるのですが、 お金と快適性、健康な暮らしも 左右する内容です。   せっかくの家づくりなのでぜひこの 「気密性能」 にこだわっていただければと思います!   安部でした。

 

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