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アイビック設立25周年記念講演

渡辺 拡朗
渡辺 拡朗

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おかげさまで、アイビックは設立25周年を迎えました。
周年を記念して、ドラマ下町ロケットのモデルとなった
植松電機の植松社長をお招きして講演会を開催しました。


当日は大分工業高校の生徒さんや一般の方も含めて、約170名の方が参加してくれました。

1時間半の講演のあと、皆さんの中に、響く何かがあればこそだと思いますが、
植松社長と話したい参加者50名ほどが列を作りました。
植松社長が話をされるお一人ずつと同じ熱量でサインや写真、質疑応答にと約1時間、
語りかけてらっしゃる姿を見て、
植松社長に感謝するとともに、この日を迎えることができて本当に良かったと実感した瞬間でした。

私が植松社長を初めて知ったのは、今から10年前、TEDという番組でした。
えらく感動するスピーチをされる方がいると聞いて、見て、涙したのが始まりでした。
何も疑問に思うことなく育ってきたわが身からすれば、
小さいころに大人たちに言われていたことばかりで、
言われていることにが普通のことだと思って生きてきました。
しかし、幼少から大人たちの言葉に疑問を持ち、
大人たちの言葉に打ちひしがれながら、自分の夢を追いかけてこられた話に涙しました。
つい諦めてしまう。
人のせいにしてしまう。
気づかないうちに自分で可能性を消してきたのかもしれない。
人は一人では生きていけないし、弱いところを補い合ったときに何かが生まれるし、
それが人間たるゆえんだと。
生きていくことの向き合い方を教わったスピーチでした。

今後、自分が企画する講演会がある時は、必ず植松社長にお願いしようと
10年前から決めていました。
講演を依頼して以降、事前にやり取りさせていただきました。
そのやり取りの文面も、毎回心に響くものでした。
植松社長とのやり取りの中で、特に印象深かったメッセージをご紹介させていただいて
今回のブログの終わりとさせていただきます。

日本人は「一生懸命」を間違えています。
一つに全集中、脇目を振るなんてだめなこと、と思ってる人が多いです。
だから、夢を「人から賞賛されること」と思い込んでいる人が多いし、
それでいて「自分にはたいしたことができないから夢なんて・・・」と思い込む人もいます。
でも実際には、「今日カレー食べたいなあ」も立派な夢です。叶えようとしないと叶いません。
「世界を平和にしたい」も立派な夢です。叶えようとしないと叶いません。
夢には大きいも小さいもありません。
できるかできないかで判断をして、できることしかしないとまったく成長しません。
人間は老化するので、どんどん性能が低下していきます。
だからこそ、「できないことをやる」のです。失敗します。失敗するから学んで頼ります。
そうしたら成長します。たったのそれだけのことです。
「いまできないことをやる」のが「ゆめを追う」です。
社会を成長させるためには、人が成長するしかありません。
みんなが「できること」しかやらないと、社会は衰退するだけです。
ぜひ、「できないことにいどむ」空気を作っていきたいですね。


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