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#1 ランドリールーム | アイビックホーム

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家づくりのお役立ちコラム (#造作カウンター)

#1 ランドリールーム

#1 ランドリールーム

自由設計の可能性研究所 #1「ランドリールーム」   手抜きのできない家事。それこそが “洗濯“   共働きや育児で大忙しの毎日に『ランドリールーム』が求められています。 『ランドリールーム』があれば、「洗う・干す・取り込む・たたむ・アイロンがけ、そして収納」が 1部屋でできて、ラク、簡単、効率的!! 時短に繋がります。 住まいづくりから、もっと時間を作ることを徹底検証してみましょう。     かく言う私、松下家の住まいづくりでは、「ランドリールーム」の選択肢は上がってきませんでした。 そこで松下家の「ランドリールームのない暮らし」と、「ランドリールームのある暮らし」を比較し、 どれだけ洗濯家事に“差“があるのか考えてみました。     まずは 「ランドリールームがない暮らし」   洗濯カゴには、色とりどりの衣類があふれんばかり。 「またこの光景か、うんざりするなぁ」 「はぁー、やるしかないか」   さあ、闘いの始まりだ!   衣類を洗濯機に入れ、洗剤ケースに洗剤と柔軟剤を忍ばせる。 鋭い眼光で、人差し指でスタートボタンを押す。     朝の忙しい時間帯、戻らない時計の針に目をやる。 やばい!もうこんな時間か! すすぎ1回モードでも30分以上かかる。 もし2回まわすことになれば、完全に出社時間に間に合わない。   ピーーッ と洗濯終了の音がなる! 「やっと終わった!」 朝支度を一旦やめ、急いで洗濯物をカゴに入れる。     大きくて重たい洗濯カゴは、通路の幅から両手で体の前に持つしかない。 壁、足元を気にしながら階段を上がっていく。 その先のバルコニーに到着したころには、腕に乳酸がたまって、もぅ、しんどい。 外干しは、花粉、PM2.5、黄砂が付着する。 アレルギーを持っている方は絶対に避けたい。 花粉症の松下は、この時期、目と鼻を洗濯機で丸洗いしたいぐらいです (笑)         夕方、仕事で疲れた心と体で帰宅。 買い物袋から冷蔵庫にしまうのが先か、いや、洗濯物をとりこむのが先か。 どちらにしようか迷った末に、猫背で洗濯物をとりこむ。 外干しだと、ハンガーや洗濯バサミの劣化が気になる。 「しまった!アイスを冷凍庫に入れてないじゃないか!!!!!」 とりこんだ洗濯物の山を横目に、今、一気にやっちゃうか、後回しにするか、悩む。     一旦、アイスをたべながら考えよう。 いや、アイスはやっぱりご褒美に取っておこう。 なぜならば、”洗濯”とは畳んだらおしまいではない! ”洗濯物を各部屋へ収納する” という “ラストミッション“ を果たしてこそが、完結。 ここまで終わらせて、ゆっくりと食べるアイスは最高!!   こう見ると、家事の工程やかかる時間も多く、家中をぐるぐる移動する必要があるのが分かりますよね。         よし! 「ランドリールームがある暮らし」に行ってみましょう。   洗濯物を洗濯機にイン!ここまでは一緒。 ランドリールームは室内干しです。 実際に”ランドリールームのある暮らし”をしているお施主様にオススメの洗剤を教えてもらいました。 「“NANOXニオイ専用“がいいですよ」 CM、“ニノのナノ“に心を奪われたそうです。 におい、カビ対策に効果的だそうです。 体験マニアの松下に、皆さんの「心を奪われた洗剤」があれば是非教えてください!     NANOXを投入し、粋にスタートボタンを押す。 「そっか!干す時間帯も、“じぶん時間“でいいのか!」 あの出勤前の、綱渡りの時間帯から逃れられる。 さらにその場で干せるので、重たい洗濯カゴを抱えて移動しなくてもいい、 それどころかカゴ、使わないじゃないか!羨ましい・・・ ガス衣類乾燥機「乾太くん」を完備すれば、 干す時間と手間の短縮、さらに部屋干しのあのイヤなにおいも解決 (5kg約52分で仕上がり、コストは1回100円以下とコインランドリーよりもお得!!)   とりこむ時間帯も、”じぶん時間”でいける。 ハンガーに掛けた衣類は、そのままファミリークロゼットへ!! 収納棚を設ければ、お風呂上がりの着替えセットやタオルはそこに収納できます。 さらに、自分の身長に合わせた造作カウンターを設ければ、 そこで洗濯物をたたんだり、アイロン台としても使用できます。 すでにこんなに時短とラクが想像できますよね。     ランドリールームのない生活とある生活。 比較してみると、作れるならやっぱり欲しいですよね。     例えば我が家の場合、イヤイヤ期真っ只中の2歳児の息子がいるので、 息子の機嫌の悪い日は「お風呂はいるよ〜」から闘いが始まる。 もみくちゃになりながら泣いたり笑ったり。(どっちなんだ。笑) やっとの思いでお風呂からあがる。 わんぱくな顔をして逃げる気まんまんの息子を、脱衣所から追いかけながら拭く。 リビングに逃げ込んだスキに、息を切らして服を着せる。 追いかけたり、準備したりと、かなりのタイムロス。そしてエネルギーロス。     あと一つ魅力に感じたことが、アイロンがけ。 子供って家事に興味津々の時期ってありますよね。 私にとって面白くない家事の一つ、アイロンがけも、真似したくて近くに寄ってきます。 子供の動きも気にしつつかける。これ、プチストレスです。 基本的には子供が寝た後の仕事です。 造作カウンターがランドリールームにあったなら。 子供が小さいうちは、やはり子供が寝た後の仕事かもしれませんが、アイロンを引っ張り出して、セットして・・・の 無駄な動作を大幅にカットできます。       ランドリールームのない暮らし、ある暮らし、こんなに差があるじゃないか。 「時短」= ラク◎、簡単◎、効率的◎、労力◎、余裕◎ あれ、最初の=より増えているじゃないか!       今回、#1コラムのテーマに、何について書こうかとても悩みました。 「家」ってなぜ建てるのか? さまざまな理由があると思いますが、「家族時間」が1番最初に浮かんできました。   そこで、共働きや育児で大忙しの皆さんに、もっと家族で楽しい時間を過ごしてもらいたい。 できれば「自分の時間」も大切にしてもらいたい。 住まいづくりから工夫して、そんな”限られた時間”をもっと確保できないか?   あるじゃないか!!「ランドリールーム」   このコラムを読んで、こんなアイデアもあると知ってもらいたい。 もし数分、いや、たった数秒でも、好きなことに時間を使える住まいになったのなら、これほど嬉しいことはないはず。   6歳になる長女に「いつもよりお父さんとながく遊べたらどう?」と聞くと、 満面の笑みで「うれしい、たくさん遊びたい」と答えてくれました。 「時短」のご褒美は、笑顔の延長だったのか!   誰にでも平等に与えられた24時間なら1秒でも、笑顔になってもらおうじゃないか。   「時を刻むのは4つの針で織りなす、 秒針、分針、時針、そして・・・じぶんじしん」     松下 晃雄

松下 晃雄
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