
file 014『ファミレスでのコラム執筆』
テーブルには、気の抜けたジンジャーエールとiPad。 店内には2組、時間は午前中。 老夫婦が消化が良さそうな雑炊を食べていた。 大分発祥のファミリーレストランで、#4コラムの完成に向けて追い込む。 今回のテーマは「玄関」。 玄関は、なぜ「家の顔」って表現するんだろう? そんなことを考えながら、7月から書いています! その結果、文字数は4700文字を超えていた。 この文字数だと、見直すだけでも毎回時間がかかる。 読めば読むほど気づく、「やばい、完全に散らかってる」 内容自体は悪くない。 「よし、引き算に入るとしようか」 その前に、呼び鈴を押し、金曜日のランチメニューから ペッパーハンバーグ&ひとくちチキンソテー を注文する。 時刻は11時15分。昼には早いが、我慢できんやった。 待っている間も、散らかった文章の移動と引き算をひたすらする。 店内にはランチを楽しむ老夫婦が増えた。 ネギトロ丼を美味しそうに食べている。 せっかちなお客さんが格闘ゲームの必殺技のように、呼び鈴を連打する。 押すたびに小鳥の鳴き声がこだまして、森にいるようだった。 しかし、コラムの文章はまだ散らかったままだ。 そのとき、動画撮影を終えた菅原さんから連絡が・・・ 「お正月のインスタライブの件なんだけど〜」 あちらの要件をそっちのけで、 「ちょっとコラム手伝ってくれん?」 30分後。MacBookを小脇に抱え、菅原さん到着。 まずはランチを頼んだ 笑 食べ終わると、リアルゴールドを氷少なめでグラスに注ぎ、 ようやく文章に目を通し始めた。 それからは、目つきは変わり、散らかった文章を、項目ごとに信号機かのように3色に分けた。 さらに採用文章に色を入れて4色にした。 さすがや、ガースー さらにチョコパフェも追加で頼む 笑 まだ、食べるんや。 それからは2人であーじゃない、こーじゃない、組み合わせながら、つなげていく。 黄金比の面長 と 妖怪よどんだ集会場 のくだりは気に入ったらしく、何度も絶賛してくれた。 ある程度まとまった頃には、17時を過ぎていた。 「今日はここまでにしようか。あとは締めの文章は来週までに完成させる。」 店内には夜ごはんを食べにきた老夫婦が数組いた。 消化に優しいうどんを、美味しそうに食べていた。 外に出ると車は多く、忘年会がピークの気配がした。 長居した、ファミリーレストランのスタッフさん お世話になりました。 半年ぶりのコラムお待たせしました。 家づくりを考えているみなさんが「家の顔」にどんな想いを込めるのか。 その顔を目にした人の目には、何が映るのか。 案外、ゆめの国は近くにあるかもしれませんよ。 コラム#4玄関 本日「公開」 松下 晃雄